フェリシモ、クチュリエで粘土和菓子キットのお仕事
タイトル通り通販でおなじみの「フェリシモ」の手作り本「クチュリエ」でお仕事をさせていただきました。
手作りキットの制作レシピの監修とデザインと毎回ここでしか読めない和菓子小話コラムの執筆をいたしました。
雅に楽しむ粘土和菓子の会


作る事と作る事を教える事と言うのは全く別物であると言う事を以前少しだけ講師をした時に切に感じました。
私は人に物作りを教えることは向いていない・・・。
それに加えて色々あって・・・
一度フェリシモさんとは全く無関係の別件で編集プロダクションから書籍のお話しもいただいたことがあったのですがその向いていない教える事を箇条書きにしてページ構成もこちらが考えると言う難しい事に加え、〝制作している風の手元写真をこちらで撮るので作りかけの物を工程ごとに作ってください。〟と言う納得できないレシピの制作方法を言われたので断ってしまいました。
(その他にも途中で制作会社が変わったはずなのに最初からメアドが後の会社の独自ドメインだったりと色々不信感あったのですが…)
やりたくないと思っていました。
正直このお話しをいただいた時もあまり乗り気ではありませんでした。
そう言う事する会社はどこも一緒でしょ…ウホホ(-。-)y-゜゜゜と人間を信じられないゴリラみたいになってました。
〝作り方を教える〟と言う事に慣れ過ぎている現場や書籍などは
「お客さんはできないのでとにかく簡単な物の作り方を教えてほしい」
と言う事をよく言うが私は自分の名前を出す以上自分が納得できる物しかやりたくないと言い切る私に
「レシピをわかりやすく制作するのが我々の仕事です!それにうちのお客様は難しい物でもやり遂げます!」
と言う素晴らしい仕事への愛と誇りとお客様への信頼を言い切る姿勢に
ニンゲン シンジル モウイッカイ ウホ
ともう一度だけやってみようと担当者さんと二人三脚で制作しておりました!
作り方などは元々youtubeで公開していたりするので隠しているわけではないのですがとにかく人に教えると言う事が向いていない。
キットのコンセプトなどどういう展開にするか0から話し合いデザインを古文書的資料から引っ張ってきたりオリジナルを考えたり、レシピの制作に入ってからは自分がどういう工程や手の動きで制作しているのかなど説明できない部分を担当者さんに補完してもらったり!
レシピで制作ができるのかを確かめてもらい、その後私の最終確認&コラム執筆、と言う流れるような工程にこんなに素晴らしい企業様とお仕事ができるなんて!と感動しました。
昨今粘土で和菓子を制作する方が増えて来て手さぐり状態なんだろうなと言うのは把握していました。
粘土造形なのだから自由に作っていいと言えばいいのですが、作り方を知っているのと知らないのでは全く違いますし、材料の系統が粘土とねりきりは感覚が近い為「和菓子」「ねりきり」と名乗るのであれば昔から培ってきた「和菓子職人達の歴史や努力や技術」をリスペクトする姿勢がないとダメなんじゃないかなと。
個人的な考えなので押し付けるのは良くないと思うのですがそう言う想いの種を蒔いたらどうなるのかなと、そんな想いでキットを制作いたしました。
付属のコラムにもそのような事も記載いたしました。
コラムは文字数制限があるのでこちらで補完させていただきました。
「作る」と言う事に対する考え方がガチガチで融通が利かないかなとも思うのですが「和菓子」と言う土台があっての「粘土和菓子」なので敬意を払わなければいけないと私は思っています。
そのためには「知る」と言う事が第一段階かと思い「伝える」と言う事をいたしました。
何かを感じていただけると私としては幸いです。
フェリシモさん、担当者さんありがとうございました!
ご購入者様どうぞ楽しんで制作してみてください!
こう言う仕事をするにあたって色々考えましたがこう言う形で二社様とお仕事ができて大変光栄に思っております。
最後に、こちらの記事を最後まで読んでいただいた皆様!ありがとうございましたm(__)m
十里百
手作りキットの制作レシピの監修とデザインと毎回ここでしか読めない和菓子小話コラムの執筆をいたしました。
雅に楽しむ粘土和菓子の会


作る事と作る事を教える事と言うのは全く別物であると言う事を以前少しだけ講師をした時に切に感じました。
私は人に物作りを教えることは向いていない・・・。
それに加えて色々あって・・・
一度フェリシモさんとは全く無関係の別件で編集プロダクションから書籍のお話しもいただいたことがあったのですがその向いていない教える事を箇条書きにしてページ構成もこちらが考えると言う難しい事に加え、〝制作している風の手元写真をこちらで撮るので作りかけの物を工程ごとに作ってください。〟と言う納得できないレシピの制作方法を言われたので断ってしまいました。
(その他にも途中で制作会社が変わったはずなのに最初からメアドが後の会社の独自ドメインだったりと色々不信感あったのですが…)
やりたくないと思っていました。
正直このお話しをいただいた時もあまり乗り気ではありませんでした。
そう言う事する会社はどこも一緒でしょ…ウホホ(-。-)y-゜゜゜と人間を信じられないゴリラみたいになってました。
〝作り方を教える〟と言う事に慣れ過ぎている現場や書籍などは
「お客さんはできないのでとにかく簡単な物の作り方を教えてほしい」
と言う事をよく言うが私は自分の名前を出す以上自分が納得できる物しかやりたくないと言い切る私に
「レシピをわかりやすく制作するのが我々の仕事です!それにうちのお客様は難しい物でもやり遂げます!」
と言う素晴らしい仕事への愛と誇りとお客様への信頼を言い切る姿勢に
ニンゲン シンジル モウイッカイ ウホ
ともう一度だけやってみようと担当者さんと二人三脚で制作しておりました!
作り方などは元々youtubeで公開していたりするので隠しているわけではないのですがとにかく人に教えると言う事が向いていない。
キットのコンセプトなどどういう展開にするか0から話し合いデザインを古文書的資料から引っ張ってきたりオリジナルを考えたり、レシピの制作に入ってからは自分がどういう工程や手の動きで制作しているのかなど説明できない部分を担当者さんに補完してもらったり!
レシピで制作ができるのかを確かめてもらい、その後私の最終確認&コラム執筆、と言う流れるような工程にこんなに素晴らしい企業様とお仕事ができるなんて!と感動しました。
昨今粘土で和菓子を制作する方が増えて来て手さぐり状態なんだろうなと言うのは把握していました。
粘土造形なのだから自由に作っていいと言えばいいのですが、作り方を知っているのと知らないのでは全く違いますし、材料の系統が粘土とねりきりは感覚が近い為「和菓子」「ねりきり」と名乗るのであれば昔から培ってきた「和菓子職人達の歴史や努力や技術」をリスペクトする姿勢がないとダメなんじゃないかなと。
個人的な考えなので押し付けるのは良くないと思うのですがそう言う想いの種を蒔いたらどうなるのかなと、そんな想いでキットを制作いたしました。
付属のコラムにもそのような事も記載いたしました。
コラムは文字数制限があるのでこちらで補完させていただきました。
「作る」と言う事に対する考え方がガチガチで融通が利かないかなとも思うのですが「和菓子」と言う土台があっての「粘土和菓子」なので敬意を払わなければいけないと私は思っています。
そのためには「知る」と言う事が第一段階かと思い「伝える」と言う事をいたしました。
何かを感じていただけると私としては幸いです。
フェリシモさん、担当者さんありがとうございました!
ご購入者様どうぞ楽しんで制作してみてください!
こう言う仕事をするにあたって色々考えましたがこう言う形で二社様とお仕事ができて大変光栄に思っております。
最後に、こちらの記事を最後まで読んでいただいた皆様!ありがとうございましたm(__)m
十里百
コメントの投稿
申し込みました
ずっと気になっていまして、とうとう今日申し込みました。上手に出来るか不安もありますが、来月届くのが楽しみです♪( ´▽`)
Re: 申し込みました
> ずっと気になっていまして、とうとう今日申し込みました。上手に出来るか不安もありますが、来月届くのが楽しみです♪( ´▽`)
ありがとうございました!どうぞ楽しんで制作してみてくださいm(__)m
ありがとうございました!どうぞ楽しんで制作してみてくださいm(__)m
はじめまして
今日キットが届いたのでやってみました。上手く出来なかったけど楽しいです。YouTubeの動画も拝見しました。すごく難しいですが面白くてハマりそうです。こちらのブログも素敵な作品ばかりですね。ゆっくり楽しませて頂きたいと思います。色々公開してくださってありがとうございます。
Re: はじめまして
はじめまして、お返事が遅くなってしまい失礼いたしました。
楽しんでいただけたようでよかったです(*^_^*)
楽しんでいただけたようでよかったです(*^_^*)
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
Re: とってもすてきな作品にうっとりです。
> つむぎさま
コメントありがとうございます。
色々制作頑張ってください!
お楽しみいただける内容になっていると思います!
コメントありがとうございます。
色々制作頑張ってください!
お楽しみいただける内容になっていると思います!